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エミレーツ航空ファーストクラス搭乗記!豪華な個室とアメニティにシャワーまで完備!

マイルを本格的に貯め始めて1年半が経過しました。

その記念に貯めたマイルを使って、人生2度目のファーストクラスに無料で乗るコトに。

そして色々と調べ上げた結果、飛行機内にシャワーがあるとっても豪華なファーストクラスがエミレーツ航空に存在しているコトを知りました。

そして実際に搭乗したので、この記事では「エミレーツ航空のファーストクラス」の極上の体験についてお伝えして行きます。

Contents

エミレーツ航空・エアバスA380「関空−ドバイ」

エミレーツ航空のホームページにて、マイルで乗れるファーストクラスを色々と調べてみました。

すると、エアバスA380が関空⇆ドバイを運行していて、希望の日程で空席があるコトを発見しました。

ついに機内にシャワーがあるファーストクラスに乗れるというコトで、早速マイルを使って無料で予約してみました。

ファーストクラスの特典航空券をJALマイルで予約(EK317-388便・EK316-388便)

エミレーツ航空の航空券をマイルで予約する場合には、実はエミレーツ航空のマイルよりもJALマイルで予約した方が必要マイル数が少なくて済みます。

ですので、今回はJALマイルを使ってJALのホームページより予約をしました。

必要なマイル数は135,000マイルで、それ以外に空港税など22,850円を一緒にクレジットカードにてお支払いしました。

エミレーツ航空のマイルの場合の必要マイル数は?

一方で、エミレーツ航空のマイルでこの航空券を取得する場合の必要マイルも調べてみました。

すると、JALマイルよりも52,000マイルも多い「187,500マイル」が必要となっていてかなり割高でした。

また、必要な空港税などは、JALと同じく22,850円だったので、やはりJALマイルにてこのチケットを取得した方がお得という計算になります。

この航空券チケットの料金・金額・価格・値段は?

必要なマイルは135,000マイルだったのですが、お金で購入するといくら必要なのか興味があったので調べてみました。

すると、関空⇆ドバイのファーストクラス1往復のお値段は

1,342,150円でした!

時期によっては200万円を超えるコトもあるらしいのですが、今回の時期は比較的お買い得な時期だったようです。

それでも、1往復の航空券になかなか134万円も支払えないので、マイルで無料だと非常にお得感があります。

JALマイルの貯め方

JALマイルを効率よく貯めるには、JALカードよりも効率よくJALマイルを貯めるコトができる「SPGアメックス」がオススメです。

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チェックイン→搭乗(関空発)

関空でのチェックインは、エミレーツ航空のファーストクラス専用のチェックインカウンターからスタートです。

この日は、待っている人が1人も居なくて行列に並ぶ必要もなく、とてもスムーズにチェックインを済ませるコトができました。

チェックインを済ませると、チケットと一緒に「ファストレーン」の入場券が手渡されました。

「ファストレーン」は、セキュリティーチェックを優先的に通過できるファーストクラスやビジネスクラス専用のレーンです。

エミレーツ航空のファーストクラス利用者は、関西空港のセキュリティーチェックを通過する際に「ファストレーン」を利用できます。

ですが、今回利用したのは平日の深夜だったので、セキュリティーチェックは全部がら空きであまり意味はなかったかもです(笑)

JALサクララウンジの利用

関空にはエミレーツ航空のラウンジがありません。

ですが、その代わりに、同じワンワールド系であるJALのサクララウンジを利用するコトができました。

以下の記事で、今回滞在したJALサクララウンジについて詳しく解説しています。

サクララウンジの滞在記@関空!国際線の前にカレーなどの食事や朝食・軽食にオススメ

待望のファーストクラスで極上のフライト

いよいよ飛行機の搭乗時間になったので、ラウンジを出て搭乗ゲートに向かいました。

すると整備や準備が整ったA380が、ゲート近くにてその活躍の時を今か今かと待ち望んで居ました。

ちょっと離れた距離から撮影してもこの大きさなので、さすが「エアバスA380」という名前の通りとっても大きな飛行機サイズは圧倒的です。

「ファーストクラス」は優先搭乗ができるので、もちろんこの大きな飛行機にも1番乗りで搭乗できます。

そして、搭乗してすぐ分かったのですが、なんと!この日ファーストクラスに乗ったのは・・・

私だけ!つまり貸切状態だったのです!

ですので、思う存分写真を撮影しながらブログ記事取材ができたので、この素晴らしいファーストクラスの全貌を以下に書き綴って行きたいと思います。

煌びやかで豪華なゆったり座席シート

待望のファーストクラスの座席は、とっても豪華で煌びやかな内装が、これから始まるゴージャスなフライトへの序章を奏でてくれます。

ゴールドカラーをベースに、細部にスポットライトなどの照明が配置されているので、より一層高級感をブラッシュアップさせてくれる特別な座席は、とても広々とした空間が保たれています。

また、長時間フライトで身体を預ける座席シートは、ゴールドと相性の良いグレイカラーの高級感溢れるレザー張りとなっています。

手元のタブレットにて、シートの角度やテーブルとの距離などを、自由自在にコントロールするコトが可能なので、長時間のフライトも快適に過ごせます。

また、1つの座席には3つの窓があるので、日中は美しい飛行機からの外の景色を思う存分に眺めるコトができます。

また、眠りたい場合には、窓の下にあるボタンを押すだけで外からの光の侵入を防ぐコトができます。

このスイートクラスの座席は全部で14席あり、窓側の一人掛けと真ん中の二人掛けの2タイプに分かれています。

この関空発のフライトでは、ラッキーなコトに私一人しか居なかったので、この空間全てを一人で広々と利用できました。

ですので、座席に座ったり歩き回ったりと色んな角度から機内を撮影するコトができました。

このファーストクラスには私の他に乗っている方がいなかったので、座席の最後尾から最前列まで全ての座席シートを見通すコトができました。

そのぐらいこのファーストクラスの座席や個室は、広々としてゆったりとしたスペースがあります。

そして、その広々とした空間はこの他にも機内の色んな場所で感じ取るコトができます。

全ての座席の前には大きくて広々としたテレビスクリーンがあります。

このスクリーンのサイズは32インチなので、飛行機の機内とは思えない大きな画面で映画やテレビを楽しむコトができます。

私は機内で「アヴェンジャーズ・エンドゲーム」を観たのですが、極上空間で素晴らしい映画が楽しめてまるで天空のムービーシアターでした(笑)

テレビや映画を見る際には、サイドテーブルにあるタッチパネルから全ての操作ができます。

また、座席シートや照明器具の明るさの調整はタッチパネル内のメニューから行えますし、フライトアテンダントさんを呼ぶためのボタンも下部にに用意されています。

また、座席シートの手起きにも小さいリモコンが用意されており、こちらは基本的にテレビモニターの操作を行うコントローラーとなっていました。

このように、フライト中に必要な全てのアクションが、これらのタッチパネルやリモコンやから行うコトができるので、とっても快適な時間を過ごすコトができます。

また、通路側のシートの手置きには4つのボタンが用意されていました。

  • 離着陸の時のシグナル
  • 食事を取りたい時のボタン
  • ベッドメイキングをお願いするボタン
  • 個室のドアの開け閉めを行うボタン

また、ボタンの隣には、ペンや小物を収納するスペースが用意されており、座りながらあらゆるコトにアクセスできる非常に便利な座席シートでした。

リュックなどの手荷物は足元のスペースに

このファーストクラスの特徴として、手荷物を頭上のキャビネットに収納する必要がない点が挙げられます。

というのも、そもそもこの飛行機には頭上のキャビネットが用意されていません。

その代わりに、座席の広々とした足元へとリュックなどの手荷物を収納するコトができます。

また、その他の収納スペースとして、サイドテーブルに大きな収納スペースがありました。

一眼レフ・スマートフォン・パスポートなどを全て入れても、まだまだ余裕のある大きな収納スペースでした。

このような収納スペースが手の届く範囲にあるので、フライト中もとても快適に過ごすコトができました。

また、座席シートには、電源の差し込み口が用意されていました。

日本の家電製品の電圧にも対応しているので、パソコンの充電にも対応しているので便利です。

私は、こちらでフライト中に一眼レフの充電をするコトができて、とても助かりました。

また、電源の差し込みだけではなく、このようにUSBの差し込み口も2つ用意されていました。

ですので、フライト中に切れてしまったスマートフォンの充電を行うコトができて便利でした。

ウェルカムドリンクのシャンパン(ビンテージのドンペリ)

座席に着くと間も無く、「ウェルカムドリンクはいかがですか?」とフライトアテンダントさんに英語で声をかけられました。

「どんな飲み物がありますか?」と質問するとすかさず「ヴィンテージのドンペリがあります!」とのコトなので、早速オーダーするコトに。

テーブルにあらかじめ用意されていたお菓子をおつまみにして、ドンペリをじっくりと味わいました。

高級お菓子「デーツ」とアラビックコーヒー

シャンパンを飲み干してほろ酔い状態になっていると、フライトアテンダントさんが何やら美味しそうなお菓子を持ってきました。

こちらは「デーツ」と呼ばれるドバイで人気の高級なお菓子で、「ナツメヤシ」を乾燥させたドライフルーツの一種です。

「好きなだけどうぞ」との言葉に甘えて、全種類を1つずつ頂きました(笑)

すると次にやってきたのは、こちらの「アラビックコーヒー」です。

通常のコーヒーとは全く異なり、特別なスパイスの香りがあって、病みつきになりそうな美味しいコーヒーでした。

「デーツ」との相性もとってもよかったので、ついつい3杯ほどお代わりしてしまいましたw

このようにエミレーツ航空のファーストクラスでは、離陸までの短い時間でもウェルカムドリンクやお菓子にて極上のおもてなしが体験できます。

ノイズキャンセリングヘッドフォン

それぞれの座席には、「Bowers & Wilkins」のノイズキャンセリングヘッドフォンが用意されていました。

およびB&Wは、イギリスの企業B&W Group Ltdによって製造されており、高級スピーカーのブランドとして有名です。

付け心地はもちろん、密閉性や音質ともに、非常に優れたヘッドフォンのおかげで、長距離フライト中の映画を思いっきり楽しむコトができました。

アメニティ(ブルガリのポーチ)

エミレーツ航空のファーストクラスのアメニティは、ブランド「ブルガリ」のポーチでした。

左のポーチが行きのフライトで、右のポーチが帰りのフライトでもらったもので、このように行きと帰りで形やデザインが異なっていました。

ポーチを開けると、中には様々な種類のアメニティがぎっしりと詰まっていました。

また、この写真のアメニティはメンズ専用なのですが、別のカラーのポーチでレディース専用もあるらしく、もちろん中身も女性専用となっているそうです。

このポーチの中に入っていたアメニティを、以下のボックスにまとめてみました。

歯ブラシセット 髭剃り シェービングフォーム ヘアーブラシ
リップバウム アフターシェーブバウム ボディーローション Tフレッシングタオル
デオドラントボデイスプレー オーデコロン ティッシュ

さすが、ハイブランドのブルガリのアメニティなので、中身がとても充実していて高級感がありました。

パジャマ・スリッパ・アイマスク

この飛行機のファーストクラスでは、フェルトの封筒に入った質の良いパジャマが配られます。

薄手で非常に柔らかい生地でできているので、とても寝心地が良くぐっすり眠るコトができます。

また、フライト後はもちろん持って帰るコトができるので、部屋着やパジャマとしての活用も可能です。

また、パジャマだけではなく、こちらのスリッパも非常にしっかりとした造りとなっています。

スリッパの内側には、柔らかい起毛が施されており、履き心地がとても優しくてリラックスできます。

こちらも、袋に入れて持って帰るコトができますので、自宅にて活用するコトも可能です。

その他のアメニティ

このファーストクラスには、これまでご紹介したアメニティの他にも、さらに複数のアメニティがありました。

テレビモニター手前の鏡の近くには、アロマスプレーやフェイシャルクリーム、アイクリーム、ウェットタオルが用意されていました。

お化粧を落とした後や就寝前のお肌のお手入れなどに、とても重宝するラインアップとなっていましたので、女性の方は非常に嬉しいと思います。

また、その他にも、ノートとボールペンも用意されていました。

こちらは、フライト中に思いついたコトなどをメモにとっても良いですし、お土産として持って帰っても良いぐらい、しっかりとしたクオリティーでした。

クローゼット

パジャマに着替えたら、脱いだ服は通路側にあるクローゼットに掛けておくコトができます。

長さがしっかりとあるクローゼットなので、パンツやコートなどがシワにならないので安心して預けられます。

ですので、ファーストクラスの豪華な雰囲気に合わせて、ちょっとしたオシャレを楽しんでみても良いかもしれません。

機内食・食事・ご飯・ドリンク(関空→ドバイ)

エミレーツ航空のファーストクラスでは、飛行機が離陸して安定飛行に入ってからは、好きな時に好きな食事をとるコトができます。

行きのフライトの座席には離陸前から「本日のメニュー」が用意されており、大きく以下の2つに分かれていました。

  • 朝食(洋風・和風)
  • コース料理(洋風・和会席)

行きと帰りの両方のフライトがあったので、行きは洋風を選んで帰りは和風を選びました。

また、それぞれのコースの中身を、さらに指定して選ぶ必要があったので、パパッと適当に好みのメニューを選びました。

以下にそれぞれの食事について、詳しく解説して行きます。

洋風のコース料理

行きの飛行機では、洋風のコース料理を選択したので、まずは食前のドリンクとミックスナッツのオーダーから。

お酒が弱いけれど後でワインをじっくりと楽しみたいので、最初はスパークリングウォーターからスタートしてみました。

最初のドリンクを楽しんでいると、パパッとテーブルメイキングがスタートされて、あっという間にテーブルがレストランに早変わりしました。

そして、最初に運ばれてきたのは、焼きたての暖かいパンです。

柔らかいコッペパンに、少し固めのハードなトーストと、ナッツを練りこんであるパンの3種類のパンが、オリーブオイルとバルサミコ、バターと一緒に運ばれてきました。

まだ前菜にもたどり着いてないのに、どのパンもついつい食べ過ぎてしまう美味しさでした。

パンの次に運ばれてきたのは、こちらのキャビアが山盛り乗った前菜です。

パンケーキのようなメルばトーストに、付け合せの玉ねぎのみじん切りや卵のすりおろしが、山盛りのキャビアと一緒にお皿に盛り付けてありました。

また、レモンやサワークリームと合わせて食べるコトで、極上のハーモニーが口の中いっぱいに広がる究極の一品でした。

ワインリストも充実

美味しいキャビアを楽しんでいると、「料理に合わせたワインはいかがですか?」とフライトアテンダントさんが声をかけてきました。

ですので、豊富なワインリストから「Puligny-Montrachet Ler Cru les Chalumax Nicolas Potel 2016 Burgundy, France」をチョイスしました。

私はあまりワインに詳しくないので、離陸前にワインに詳しい友人にワインリストを送信して、美味しいのを選んでもらってのチョイスでしたが、これが大正解!

美味しいキャビアの前菜と、口の中で絶妙なマリアージュを見事に演出してくれていました。

その友人が名前を見て思わず唸ってしまったこのワインは、おそらく高級なワインだと思います(笑)

次に運ばれてきたのは、とっても美味しそうな「フレンチオニオンスープ」です。

写真では見えにくいですが、右側の皿の下にビスケット的なモノが用意されていました。

これば、スイスのグリュイエールチーズをクルトン状にしたモノで、これをスープに浸して一緒に食べるコトで「フレンチオニオンスープ」の深い味わいが増します。

その月に運ばれてきたのは、「エビのサラダ」です。

とっても大きなエビにパプリカやカシューナッツが添えられており、その上にトマトと生姜で作られたビネガーソースがかかっていました。

メインディッシュへ行く手間の箸休め的な美味しいサラダに、ほっと一息をつくことができた素敵な一品でした。

さて、いよいよコース料理のメインである「牛カルビのココナッツ煮」が運ばれてきました。

サイドディッシュには、マッシュポテトと温野菜としてブロッコリーが添えられており、お肉大好きな私にとって大満足の一品でした。

もはや機内食というレベルを超えていて、とてもジューシーなお肉と本格的な味付けに、ついついワインが進んでしまいました(笑)

さて、コース料理のラストは、お待ちかねの「デザート」です。

4種類の中から私が選んだのは「エスプレッソ・マスカルポーネクリームのサワーチェリーコンポート添え」です。

エスプレッソの苦味とマスカルポーネクリームの濃厚さを、サワーチェリーコンポートが酸味でまとめてくれている、とても絶品のデザートでした。

デザートを食べている途中で「デザートワインはいかがですか?」とフライトアテンダントさんが声をかけてきました。

離陸前にワインリストを送信した友人も「デザートワインはオススメだから飲んでおいて」と言ってたので、迷わずにオーダーしてみました。

しばらくして運ばれてきたのは「Ceateau Guiraud 2005」というデザートワインです。

詳しいコトは全然わかりませんが、今まで飲んだデザートワインの中でも、最も飲みやすくって美味しかったです。

やはり、ワインは詳しい友人に銘柄をオススメしてもらった方が、ランダムに選ぶよりも美味しいモノが飲めて良いですねw

食後のコーヒー・チョコレート

さて、コース料理の締めに登場したのは「食後のコーヒー」と「チョコレート」です。

私はカフェインが苦手なのですが、エミレーツ航空のファーストクラスには、カフェインレスコーヒーの用意がちゃんとありました。

また、こちらのチョコレートですが、とっても美味しくってもっと食べたくなり、お代わりを貰っちゃいました(笑)

洋風の朝食

洋食コースを食べて数時間が経過すると、少し小腹が空いてきたので、朝食をオーダーするコトに。

このフライトで選んだ、洋食の朝食のメニュー詳細は以下の通りです。

  • バナナ、梨、パイナップルのスムージー
  • オムレツを組み合わせた焼きクレープ
  • かぼちゃのレシュティとトマトコンフィ添え
  • 焼きたてパン

コース料理と比較するとかなり分量がライトなので、朝食として食べるにはピッタリなサイズで、とっても美味しい朝食でした。

この飛行機のさらなる特徴

このように、エミレーツ航空のファーストクラスは、非常に豪華でゴージャスな設備や食事が楽しめるスペシャルなシートです。

ですが、この他にも特筆すべき沢山の特徴がありますので、以下にそれぞれの特徴についてさらに詳しく書いて行きます。

シャワースパ+バスルーム(口コミや評判が抜群)

その他の特徴の中でも、特にずば抜けているのが、4万フィートの高さにある「シャワースパ」です。

こちらの「シャワースパ」は、バスルームとシャワールームが一体型になっており、なんとフライト中にシャワーを浴びるコトができるのです。

私が知る限りで、飛行機内でシャワーが浴びれるのは、こちらのエミレーツ航空のファーストクラスだけなのでは?と思います。

この「シャワースパ」は、この機体には2ヶ所も用意されているので、混雑時もスムーズな利用が可能となってます。

扉を開けると、木目とライトグレーを基調にして、時折ライトパープルの光が、洗練された雰囲気を醸し出している素敵な空間が広がっていました。

飛行機内のバスルームと考えても、こんなに広い空間を確保しているモノは、他にはないかもしれないぐらい、とっても広くて快適な空間でした。

バスルーム内には、このような「アメニティセット」が用意されていました。

こちらに用意されていたのは、以下にご紹介するシャワーに必要不可欠なアイテムです。

  • シャンプー/コンディショナー/石鹸
  • ボディーソープ/ボディーモイスチャー/洗顔クレンザー
  • ボディースポンジ
  • 髭剃りセット
  • 歯ブラシセット
  • シャワーキャップ
  • ヘアーブラシ
  • 綿棒/爪やすり/パフ

これだけ充実したアメニティがあれば、シャワーを始めありとあらゆるニーズに対応できるので安心です。

入り口を入ってすぐ後ろを振り向くと、話題の「シャワースパ」の入り口がありました。

パッと見た感じだと「ちょっと狭いのかな?」と思ってしまいましたが、中身を見るまで分からないので、早速入り口の扉を開けて見ることにしました。

さて、待望のシャワースパの全貌が、今から明らかになります!!!

扉を開けると、シャワーヘッドとノブが見えて、そこには程よい広さのシャワースパがありました。

思ったよりも狭くはなく、身体が大きな方でも余裕でシャワーを浴びることができる広さは十分にありました。

ノブをひねると、暖かいシャワーが十分な水圧で出て来るので、飛行機の中とは信じられないぐらい普通のシャワールームを体験するコトができました。

シャワールームの背面には、緊急時のための座席や手すりなども用意されているので、急な揺れが起きても安心です。

また、緊急時をお知らせする照明ランプやフライトアテンダントさんを呼ぶためのボタンも用意されているので、万が一の時に備えられており安心してシャワーを浴びるコトができます。

シャワールームを出ると、左手には大きな鏡が施された洗面台が設置されていました。

また、ハンドタオルが山積みに置かれていたり、ティッシュペーパーも完備されているので、顔をゆっくりと洗ったりお化粧を落としたりするコトも十分に可能です。

また、こちらの洗面台に用意されているアメニティは全てブルガリのブランド品でした。

  • ハンドソープ
  • ハンドクリーム
  • 香水(男性用・女性用)

このように、たった1つの洗面台のアメニティを取っても、細部にこだわりがあるので洗練された高級感を感じ取るコトができます。

バスルームの上部には、フライト情報が照射されているテレビモニターも完備されています。

また、壁面に用意されているハンガーへと衣服を掛けるコトもできるので、パジャマへの着替えなどをスムーズに行うコトもできます。

また、シャワーの後と言えば、忘れてならないのが「ドライヤー」の存在です。

こちらの「シャワースパ」には、もちろんのことながら「ドライヤー」も完備されているので、シャワー後の髪をスムーズに乾かすコトができて快適でした。

ドライヤー真下の収納用引き出しには、その他アメニティのストックやサニタリータオルなども用意されていました。

あらかじめ用意されている分量で足りない場合でも、このようにストックが十分にあると安心してシャワーを浴びるコトができます。

「シャワースパ」にて衣服を着替える際には、こちらのベンチが大活躍してくれました。

ズボンなどを履き替える際には、ベンチに腰掛けるコトでスムーズな着替えが可能となっています。

こちらのベンチは、外側のシートを上げると、お手洗い用の便座に早変わりしてくれます。

さらに、便座には備え付けの便座シートが用意されているので、お手洗いにて清潔感を保ちながら快適な時間を過ごすコトができます。

天空のベッド+個室

シャワーを浴びる前に、フライトアテンダントさんに「ベッドメイキング」をお願いしておいたので、シャワーから戻るとベッドの準備が完璧にされていました。

このように入り口の扉を閉じると、そこには「個室のような空間」が広がって行きます。

また、テーブルの上にはなぜか「睡眠前のスイーツ」的なモノが用意されていました(笑)

このように、座席シートが完全に倒れるように設計されているので、フラットシートの状態にてベッドの上に横たわるコトができます。

ですので、このようにベッドの状態にしても十分に広いスペースが確保されていました。

また、テーブルの上にあった花をベッドの上にアクセントとしてあしらうなど、小さな心遣いがとっても嬉しかったです。

また、ベッドの足元の方にも、十分すぎるほどのスペースが確保されていました。

私は身長が165センチなので余裕でしたが、背が高い方でもこれだけ足元のスペースが確保されていれば、十分に足を伸ばしてリラックスして眠れるでしょう。

お腹がいっぱいだったので、「睡眠前のスイーツ」的なモノは結局食べずに眠りに落ちました。

カップルや夫婦向けのペアシート

エミレーツ航空のファーストクラスの中央部分には、カップルや夫婦にピッタリの「ペアシート」が用意されていました。

このように、隣り合っている座席の間にあるパネルを下げるコトで、2つの独立した座席シートの空間を共有するコトができます。

この「ペアシート」に変更するコトができる座席は、ファーストクラス中央に位置する6席のみです。

ですので、ペアで考えた場合には、1つの飛行機ではたったの3組だけが利用できます。

この「ペアシート」の間には、パネルを上下させるためのボタンが用意されています。

また、お隣に知らない方が座っている場合には、パネルの上下をロックするボタンもあるので安心です。

カップルやご夫婦であれば、この「ペアシート」を利用するコトで、極上のファーストクラス体験を広々としたスペースで共有できます。

ですので、是非とも1つの飛行機に3ペアまでという激戦区を勝ち抜いて、一生に一度は是非とも利用してください

カクテルバー

エミレーツ航空には、バーテンダーによるカクテルやスナックを楽しむコトができる「カクテルバー」が用意されていました。

こちらは、ファーストクラスだけでなく、ビジネスクラスの利用客も訪れるコトができます。

写真には写っていませんが、両サイドに椅子とテーブルもあるので、座りながらカクテルを楽しむコトができます。

また、「カクテルバー」には、このような巨大なテレビモニターも設置されていました。

そしてその手前には、サンドイッチやスナック、フルーツなどの食べ物も用意されており、お酒と一緒にスナックなどを楽しむコトもできます。

ミニバー

このエアバスa380の場合、エミレーツ航空のファーストクラスは2階部分に位置しています。

ですので、1階部分から階段を登るコトで、ファーストクラスのエリアへと搭乗するコトができます。

その階段の踊り場には、ファーストクラス専用の「ミニバー」が用意されていました。

この「ミニバー」には、お水やソフトドリンクなどはもちろん、サンドイッチやフルーツ、お菓子などのスナックも用意されていました。

また、お酒が好きな方にとってはとても嬉しい、高級なワインやリキュール、ウイスキーなど種類が豊富に用意されていました。

夜空と星空のパフォーマンス

エミレーツ航空のファーストクラスは、夜の時間帯になると照明が次第に少しずつ暗くなって行きます。

ですが、最終的に真っ暗になるコトはなく、照明などを利用した「夜空と星空のパフォーマンス」が見られるほどの明かりが灯ります。

足元のブルーの照明も良い雰囲気のトッピングとなって、夜の機内を独特の美しい空気感を醸し出してくれています。

このぐらいの明るさであれば、睡眠をとっている方も起きている方も、両方が長いフライトの夜の時間帯を楽しむコトができます。

そしてこちらの照明ですが、少しずつ朝の時間帯に近づくにつれて明るくなって行きます。

ですので、睡眠をとっている方にとって、急に照明で明るくなってしまうという不快感を感じるリスクが、極限まで抑えられています。

こういった細やかな気配りからも、エミレーツ航空のファーストクラスの素晴らしさを感じ取るコトができました。

Wi-Fiの無料サービスと有料サービス

エミレーツ航空のファーストクラスには、無料のWi-Fiサービスと有料のサービスがありました。

詳しいサービス内容は以下の通りです。

  • 無料20MB ウェブブラウズ 2時間
  • テキストやメッセージのみ無料 2時間
  • 150MB  $9.99
  • 500MB  $19.99

無料のサービスは20MBと少ないですが、有料のサービスであれば最大で500MBまでWi-Fiが利用できるので、忙しいビジネスマンの方でも安心です。

ドバイ国際空港に到着(スーツケースに優先タグ)

このように、非常に快適なエミレーツ航空ファーストクラスのおかげで、11時間のフライトはとても充実していてあっという間でした。

優先タグの付いたスーツケースを1番に受け取ってから、いよいよドバイ市街地へとタクシーで移動して行きます。

マイルを使った特典航空券の場合はタクシー送迎サービスはなし

エミレーツ航空のファーストクラスを利用した場合には、空港からエミレーツ航空専用のタクシーでの送迎サービスを受けるコトができます。

ですが、マイルを使った特典航空券の場合には、このようなタクシー送迎サービスはありません。

ですので、空港からタクシーを捕まえるか、配車アプリにてタクシーを呼びましょう。

ドバイ旅行記&ホテル滞在記

チェックイン→搭乗(ドバイ発)

ドバイでのチェックインですが、何か特別なコトや優遇もなく普通のチェックインで残念でした。

ですが、チェックインを終えてセキュリティーを超えると、とても広いコンコースが広がっていて豪華でした。

そして、エミレーツのファーストクラス利用者は、ドバイ国際空港にある3つのファーストクラスラウンジを利用するコトができて大満足でした。

3つのファーストクラスラウンジで豪華ビュッフェやコース料理を体験

ドバイ国際空港のターミナル3には、エミレーツ航空ファーストクラスラウンジが全部で3つもありました。

今回の滞在で、3つのラウンジを全て訪れるコトができたのですが、どれも甲乙つけがたく非常に豪華で快適なラウンジばかりでした。

以下の記事にて、それぞれのファーストクラスラウンジについて、詳しく解説をしているので参考にしてください。

【コンコースA・T3】ドバイ国際空港エミレーツ航空ファーストクラスラウンジ滞在記

【コンコースB・T3】ドバイ国際空港エミレーツ航空ファーストクラスラウンジ滞在記

【コンコースC・T3】ドバイ国際空港エミレーツ航空ファーストクラスラウンジ滞在記

機内食・食事・ご飯・ドリンク(ドバイ→関空)

帰りのフライトでも、行きと同じく飛行機が離陸して安定飛行に入ってからは、好きな時に好きな食事をとるコトができました。

帰りのフライトの座席には離陸前から「本日のメニュー」が用意されており、大きく以下の2つに分かれていました。

  • 軽食(洋風・和風)
  • 朝食(洋風・和風)

行きのフライトでは、基本的に洋食を選んだので、帰りは趣向を変えて「和食」を選ぶコトにしました。

和風の軽食

和風の軽食メニューは、「冷たい軽食」と「暖かい軽食」と「デザート」の3つのカテゴリーに別れていました。

また、それぞれのカテゴリーの中にも複数のメニューが用意されていたので、まず「冷たい軽食」から選んだのは「お寿司」です。

飛行機の中で食べるお寿司だけど、とても本格的で美味しくって感動する程の味わいでした。

次に「暖かい軽食」から選んだのは「鶏カツ」で、メニューの詳細には「パン粉で揚げた鶏肉にご飯と日本式バーベキューソースを添えて」と書いてありました。

そして、運ばれてきたのは、その詳細に書かれているメニューそのままの、とても美味しそうな「鶏カツ」でした。

ドバイにて3泊を過ごした後だったので、久しぶりの和食メニューがとても嬉しかったです。

そして最後に、とっても美味しそうな「デザート」がコーヒーと共に運ばれてきました。

こちらは5種類から選ぶコトができるペストリーとなっており、種類は以下の通りです。

  • チョコレートとバタースコッチのドームケーキ
  • レモンメレンゲタルト
  • チェッカーボードビスケット
  • ココナッツマカロン
  • ベリーのタルト

全種類持ってきてもらったのですが、どのデザートもとっても美味しくって大満足でした。

和風の朝食

一眠りして目が覚めたら、いよいよ着陸前の「朝食タイム」がスタートです。

まず最初の一品に私が選んだのは、フレッシュジュースの中でも大好きな「バナナとバニラのスムージー」でした。

フレッシュでとっても飲みやすいスムージーが、これからやってくる朝食への食欲を良い感じに刺激してくれました。

そして、運ばれてきたのは、超ウルトラ本格的な「和定食」の御膳でした。

詳しい「和定食」のメニューの内容は以下の通りです。

  • 季節の小鉢(うなぎの焼き物、キュウリと土佐酢、クコを添えた明太子ポテトサラダ)
  • 台の物(スズキの照り焼き、筍の土佐煮、野菜の煮物、茄子のあんかけ)
  • 豆ご飯(竹の葉で包んだ豆入りご飯、味噌汁)
  • 季節のフルーツ

正直なところ、外資系なので「和食」にはあまり期待していませんでしたが、その概念が覆されるくらい美味しくって本格的な「和定食」に驚きました。

関西空港に到着

帰りのフライトは行きよりも短く、9時間であっという間に関西空港に到着しました。

帰りも優先タグがつけられた荷物が1番に流れてきたので、荷物の受け取りや入国審査がとてもスムーズで快適でした。

このようにして、ファーストクラスの恩恵をタップリと肌で感じ取りながら長い旅路に幕をおろしました。

まとめ

いかがでしたか?

マイルを本格的に貯め始めて1年間半が経過した記念に、エミレーツ航空のファーストクラスに搭乗しました。

そのおかげで、エコノミークラスやビジネスクラスでは体験のできない、極上のラグジュアリー空間を思いっきり楽しむコトができました。

今回は135万円でしたが、多い時で200万円かかる飛行機をマイルを使って無料で体験するコトができて、自分自身でもとっても驚いています。

そして、現金での購入は無理でも、ちょっとした工夫でマイルを貯めるコトで、このような豪華な経験を誰でもできるコトを改めて実感しました。

もしもアナタもマイルを貯めてファーストクラスなどの極上体験を無料で体験したい場合は、以下の記事に私の実践したノウハウを無料で公開しているので参考にしてみてください。

陸マイラー初心者のマイルの貯め方!ANA等100万マイルを1年で貯めた方法とは? 

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小杉圭佑(けー先生)

小杉圭佑(けー先生)

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