羽田空港国内線ANAラウンジ!北と南の2つの場所と利用条件&営業時間のまとめ

ANAラウンジとは?
「ANAラウンジ」とは、ANAグループ運航便・コードシェア便の国内線をANA便名で搭乗する場合に利用するコトができる特別なラウンジです。
ラウンジ内では以下のスペシャルなサービスを受けるコトができます。
- 無線LANによるインターネット
- 各種飲み物(ソフトドリンク・アルコール等)
- 軽食・スナック(一部のラウンジのみ)
ANAラウンジの利用条件
「ANAラウンジ」を利用するためには、以下のいずれか1つの条件を満たしている必要があります。
これらの条件に該当する場合に、ANAのフライトへの搭乗前に「ANAラウンジ」の利用が可能です。
- 国内線プレミアムクラス搭乗
- ANAプレミアムメンバー(ブロンズ・プラチナ・ダイアモンド・スーパーフライヤーズ)
- ANAカードプレミアム
- スターアライアンスゴールド
- ANA Million Miler(Lounge Access Card)
国内線のANAラウンジは日本全国17の空港にあります
以下の表は日本全国にある国内線のANAラウンジをまとめたモノです。
空港によっては1つの空港に2つのラウンジがある場合もありとても便利です。
羽田空港 | 成田空港 | 新千歳空港 | 青森空港 |
仙台空港 | 名古屋(中部)空港 | 小松空港 | 伊丹空港 |
関西空港 | 岡山空港 | 広島空港 | 松山空港 |
福岡空港 | 熊本空港 | 宮崎空港 | 鹿児島空港 |
那覇空港 |
羽田空港ANA LOUNGEについて
日本中の空港へと旅をする際に、必ずと言って良いほど利用する機会の多い羽田空港。
上の図は羽田空港第2ターミナルの2階出発ロビーです。
赤い四角で囲ってあるのがそれぞれ「本館北」と「本館南」です。
「本館北」と「本館南」を比較してみました
以下の表は「本館北」と「本館南」を比較してまとめたモノです。
本館北 | 本館南 | |
場所 | 60番ゲート前 | 本館南側3階 62番ゲート前 |
営業時間 | 5:15~最終便出発まで | 5:15~21:00 |
ファックス・コピー | ○ | ○ |
無線インターネット | ○ | ○ |
プリントサービス | ○ | ○ |
携帯電話充電サービス | ○ | ○ |
トイレ | ○ | ○ |
喫煙スペース | ○ | ○ |
キッズスペース | × | ○ |
サービス内容 | ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌 | ソフトドリンク、アルコール類、新聞、雑誌 |
広さ | 狭い | 広い |
営業時間・キッズスペースの有無・広さの3つが大きく異なる
「本館北」と「本館南」を比較した場合の大きな違いは、営業時間・キッズスペースの有無・広さの3つです。
「本館南」の方が広くキッズスペースも完備していて便利ですが、21時で閉館と営業時間が短いのが特徴です。
ですので、21時以降のラウンジの利用は「本館北」に限られています。
羽田空港ANA LOUNGE(南)について
この図は羽田空港ANAラウンジ(本館南)のエリアマップです。
いくつかのセクションに分かれており、図を見ただけでもかなりの広さがあるコトが想像できます。
以下にそれぞれのセクション毎に写真と解説をして行きます。
ビジネスエリア
入り口に入って左側半分は「ビジネスエリア」となっています。
こちらは1人掛けのソファータイプの座席がずらっと並んでいるセクションです。
ソファーにはサイドテーブルがあるので、飲み物や食べ物と一緒にリラックスすることも可能です。
また、座席ごとに電源があるので、スマホやパソコンの充電をすることもできます。
こちらはビジネスエリアの中にある、パーティションで区切られたデスクタイプの座席です。
左右が仕切られているので、ラウンジにてガッツリとお仕事に打ち込むにはピッタリのデスクです。
デスクの近くには雑誌や新聞が用意されているので、お仕事の気分転換にも利用するコトが可能です。
ラウンジエリア
入り口を入って右側には「ラウンジエリア」が広がっています。
どこまでも続く長いカウンターテーブルが特徴的で、カウンターには電源が用意されているので、スマホやパソコンの充電も可能です。
こちらのカウンターは、サクッと短時間に飲食を済ませる方やパソコンでお仕事をする方の両方が気軽に利用できる雰囲気になっています。
「ラウンジエリア」の右手の奥の方には、ソファータイプの座席が並べられています。
奥に行けば行くほど、ソファタイプが増えて行くので、リラックスしたい場合は奥のエリアがとってもオススメです。
混雑時でもこちらのエリアは比較的空いているコトが多いので、このラウンジの穴場的なスポットにもなっています。
このラウンジの窓際の席からは、これから離陸をする飛行機や着陸したばかりの飛行機が沢山見えます。
早めにラウンジに着いて時間がある場合は、「ラウンジエリア」の奥手のソファー席に座って、ゆっくりと飛行機が飛び立つのを眺めるコトもできます。
飛行機好きの方であれば、このラウンジに入り浸ってしまうのではないか?と思うぐらいに、眺めがとても良いラウンジです。
また「ラウンジエリア」には、大人数で一緒に座ることができるソファーもあります。
大人数の家族や子供連れの空の旅には、このような大人数で座れるソファー席がとっても便利です。
ドリンクを楽しみながら、家族と一緒に飛行機への搭乗を待つ時間を、思いっきり楽しむことができます。
また、「ラウンジエリア」には、お一人でくつろぐことができるソファー席も用意されています。
おひとり旅や出張の際にラウンジを利用することで、お仕事や旅の疲れを癒しながら、フライトへのエネルギーチャージをするコトができます。
サービスカウンターの飲み物・ソフトドリンク・アルコール・ビール・日本酒・焼酎など
サービスカウンターにはセルフサービスの飲み物が数種類あります。
写真は左からウイスキー・サッポロ黒ラベル・ミネラルウォーターです。
ビールは冷えたジョッキが冷蔵庫に用意されているので、それを機械にセットしてボタンを押すだけで、キンキンに冷えた生ビールが楽しめます。
アルコール以外にも、もちろんたくさんの種類のソフトドリンクがあります。
また、コーヒーや紅茶などもホット&アイスの両方が用意されています。
また、コーヒーメイカーにてカプチーノやラテなどのカフェドリンクを楽しむコトも可能です。
健康志向の方には、ミルク・野菜ジュース・トマトジュースが冷蔵庫に用意されています。
こちらも冷蔵庫内の冷えたグラスに注いで、キンキンに冷えたフレッシュな状態のドリンクを楽しむコトができます。
また、新鮮な青汁や各種ティーバックも用意されています。
野菜不足を補うために、ラウンジにて青汁を飲むサラリーマンの方をよく見かけます。
このラウンジで好きなドリンクと一緒にリラックスするコトで、お仕事で多忙な日々へのエネルギーチャージができます。
ビール以外のアルコールとして、日本酒が用意されていました。
日本酒は時期によって銘柄を入れ替えているらしく、訪れた時は長崎と大分の日本酒がありました。
日本酒が好きな方にとっては、このように飲み放題の日本酒が用意されているコトは非常に嬉しいコトです。
また、ビールや日本酒以外にも、焼酎が用意されていました。
こちらも時期で種類が入れ替わるらしいのですが、訪れた時は長崎と鹿児島の焼酎が用意されていました。
日本酒やビールよりも焼酎が好きな場合は、このように飲み放題の焼酎が提供されているコトは、非常に嬉しいコトです。
焼酎に関しては、4種類もの焼酎が用意されていました。
薩摩の本格焼酎と長崎のむぎ焼酎が1種類ずつと鹿児島のいも焼酎が2種類の合計で3種類です。
日本酒が2種類なのに対して、焼酎は3種類用意されていたので、もしかしたらANAラウンジは焼酎にこだわりを持っているのかもしれません。
そして、ANAラウンジではおなじみの「スナックミックス」が大量に置いてあります。
ビールやお酒のおつまみになる「スナックミックス」は、数量の制限なく何個でも食べても大丈夫です。
TELコーナー・トイレ・喫煙スペースが完備されています
ラウンジで過ごして居る時に急な電話が入っても心配はいりません。
TELスペースがしっかりと確保されているので、そちらにて家族やお仕事の電話に応対するコトができます。
ラウンジの各種スペースからは隔離された場所にいるので、ラウンジでリラックスしている人の邪魔になる心配も必要ありません。
ラウンジ内にはトイレが完備されているのも安心で便利なポイントの一つです。
トイレはラウンジ内の離れた場所にあるため、気を使うコトなく利用するコトができます。
また、赤ちゃんのオムツを交換するスペースや、車椅子の方が利用できるお手洗いもあります。
また、ラウンジ内には独立した喫煙スペースも完備されています。
ですので、愛煙家の方もそうでない方もそれぞれ居心地よくラウンジを利用するコトができます。
自動チェックイン機・Edy端末・プリンター・スマホ充電サービス
このほかに、このラウンジにはANAの自動チェックイン機があります。
マイレージの登録や確認などの様々な手続きをラウンジ内で完了するコトができます。
また、Edyの端末も用意されているので、Edyチャージを行うコトもできて便利です。
また、ラウンジ内にはファックスや印刷・コピーができるプリンターが用意されています。
お仕事や旅行の際に、急にファックスや印刷・コピーをする必要が出た場合でも、こちらのラウンジで行うコトができるので便利です。
こちらのラウンジには「携帯電話充電サービス」が用意されています。
iPhoneやアンドロイドなどのスマホにも対応しているので、充電器を自宅に忘れてしまった場合も安心です。
iPhoneもバージョンごとにそれぞれ充電できるようになっているのでとても便利です。
キッズスペース
こちらの「キッズスペース」は、羽田空港のANAラウンジの中でも「南本館」だけにあります。
スターウォーズのデザインが扉に施されていますが、もちろん内部もスターウォーズに関連したオシャレな内装になっています。
ですので、お子さんを連れて羽田空港のANAラウンジを利用する場合は「キッズスペース」がある「本館南」を利用すると便利です。
羽田空港ANA LOUNGE(北)について
この図は羽田空港ANAラウンジ(本館北)のエリアマップです。
いくつかのセクションに分かれていますが、図を見ると(南)よりも狭いコトが想像できます。
こちらの「本館北」の特徴は以下の3つです。
- キッズスペースが無い
- 営業時間が5:15~最終便出発まで(本館南より長い)
- 本館南より狭い
これら3つの特徴以外の面では、先にご紹介した「本館南」と設備や昨日の面では違いはほとんどありません。
「本館南」と同じく「ビジネスエリア」と「ラウンジエリア」がある
こちらの「本館北」にも、「ビジネスエリア」と「ラウンジエリア」の2種類があります。
そして、ソファー・デスク・カウンターの座席がそれぞれ用意されており、1人掛け〜大人数向けのソファーの用意もあります。
広さは狭くなっていますが、「本館南」と同じ内装や家具を使って空間が演出されています。
このラウンジを訪れた日は「本館南」が非常に混雑していました。
そこで、普段はあまり訪れない「本館北」に来てみたところ、とても空いていたのでリラックスして時間を過ごせました。
いつも空いているという訳ではないですが、もしも「本館南」が’混雑していたら、セカンドチョイスとして訪れてみると良いかもしれません。
「本館南」よりTELスペースが独立していないのが難点
個人的には「本館南」よりも「本館北」のTELスペースのデザインが好印象でした。
特に壁面に飾られたポップな絵が、一枚一枚個性的なデザインとなっているのでオシャレな空間を演出していました。
ただ、ラウンジスペースから独立していないので、ガッツリと電話をする場合は「本館南」の方が気兼ねなく電話ができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
羽田空港の国内線ターミナルを利用する際には、こちらの「ANAラウンジ」の利用がとても便利です。
家族との旅行やお仕事の出張の時に、ラウンジにてビールを飲みながらフライトを待つ時間は格別です。
そのためにはある一定の条件を達成するコトが必要になのですが、実はちょっとした工夫でその条件を一生涯継続させるコトができます。
その方法とは「スーパーフライヤーズカード」を取得するという方法です。
以下の記事にその方法について詳しく書いてあるので参考にしてください。