エアーズロックの現地ツアー体験記!添乗員付き格安バスツアーはひとり旅にもオススメ

Contents
エアーズロック(ウルル)とは?
エアーズロック(ウルル)とは、オーストラリアにあるノーザン テリトリーの乾燥地帯「レッドセンター」の中心にある大きな一枚岩です。
オーストラリア先住民にとってエアーズロック(ウルル)は神聖な土地であり、約 5 億年前に形成され始めたとされており、世界的にも珍しい風景で有名です。
ウルルが位置する「ウルル・カタジュタ国立公園」には 36 個の赤い巨岩からなるカタジュタ岩(オルガ山)がありとても美しいです。
ここでしか見ることのできない絶景とパワースポットとして有名な「エアーズロック」は、世界中から観光客が集まる人気の観光スポットです。
エアーズロック/カタジュタ(風の谷)の観光バスツアー
エアーズロック周辺の楽しみ方として、もっとも有名でオススメなのは「エアーズロック」や「カタジュタ」へのバスツアーです。
様々な旅行会社がバスツアーを運営しているので、実際はもっと複雑なのですが、シンプルに分けるとバスツアーの種類は以下の4つになります。
- エアーズロック(サンセット)
- エアーズロック(サンライズ)
- カタジュタ(サンセット)
- カタジュタ(サンライズ)
1泊でサンセットとサンライズを1つずつ楽しむコトができるので、4種類全てのバスツアーに参加するためには、最低でも2泊3日は必要となります。
価格・金額・値段・料金
バスツアーのチケットは、「エアーズロックリゾート」の中にある「Tours & Information」にて購入するコトができます。
こちらには、様々な旅行会社やバス会社のブースがあり、それぞれの会社毎に様々なバスツアーなどを販売しています。
バスツアーの料金は旅行会社毎に異なりますが、1ツアー50〜200ドルで販売されているので、予算や内容に合わせて好みのモノを選ぶコトができます。
また、バスチケットを購入と一緒に「国立公園入場チケット」を購入する必要があります。
「エアーズロック」や「カタジュタ」は、オーストラリアの国立公園として指定されているので、運営や管理のためにこちらのチケットにて入場制限しています。
お値段は25ドルとなっており、このチケットで3日間の国立公園への入場が有効になります。
添乗員付き現地のバスツアーが格安&激安でオススメ!当日でも参加オッケー
実際に私が参加したのは、「HOP ON HOP OFF」という現地ツアーでした。
ホテルにチェックインしてすぐに、観光センターにて現地ツアーの申し込みをしたのですが、お席に空きがあってバスの出発時刻に間に合えば当日参加もオッケーというコトでした。
こちらのツアーは、事前購入の旅行会社のツアーなどよりも価格がとてもお得で、4つのツアーと国立公園入場料を合わせても1人200ドル以内に収まりました。
バスの出発時刻は季節によって変化するので、参加したい場合はホテルについてすぐに観光センターへ直行しましょう。
それでは、以下に私が参加した4種類のバスツアーについて、それぞれ詳しく写真と文章にて解説して行きます。
エアーズロックのサンセット
エアーズロックリゾートへ到着した日に、すぐに飛び入りで参加することができたのは、エアーズロックのサンセットツアーです。
ホテルの入り口前からツアーバスに乗り込んで、40~50分ほどでサンセットのビューイングスポットへ到着します。
ツアーバスに乗り込んだら、添乗員さんからツアーについての説明や注意点などのお話があります。
そして、解説が終わったらいよいよバスが動き出して、目的のサンセットビューイングスポットへと向かいます。
サンセットビューイングスポットに到着したら、サンセットを見るためのベストスポットを確保する必要があります。
なぜなら、様々な旅行会社がバスツアーを行なっているため、サンセットの時間帯にビューイングスポットに人が集中してしまうからです。
バッチリと最高のスポットを確保できたので、サンセットまでしばらく時が流れるのを待ちました。
こちらは、サンセットのほんの少し前のエアーズロックの写真です。
燃えるような赤色の岩がすっかり暗く変化しており、これからやってくる夜に向けて少しずつ静けさを身にまとって行きます。
あたりが暗くなり始めると同時に静けさがグッと高まって、大自然の雄大さが一瞬にして強調されたように感じました。
いよいよ、サンセットのタイミングのエアーズロックです。
写真では太陽が完全に沈んだように見えませんが、添乗員さんが指定した日没のタイミングにてこの写真を撮影してみました。
明るかったエアーズロック周辺の光という光が、深い闇に包まれていく瞬間のスケールは圧巻でした。
サンセットを過ぎると周辺が真っ暗闇になるので、サンセット後10分ほどでバスに乗り込んでホテルへと戻って行きました。
エアーズロックのサンライズ
2つめのバスツアーは、エアーズロックのサンライズのバスツアーです。
季節によって時間が変わるそうですが、この日は朝の5時にホテル前を出発したので、あたりは真っ暗闇に包まれていました。
道中のバスの車窓から、周辺の景色の写真を写してみました。
少しずつ暗闇から光が解き放たれていくその風景は、ここでしか見ることのできない独特の美しさを解き放っていました。
そうして風景が光を増していく情景を眺めながら、バスに揺られること40〜50分が経過しました。
ようやく、エアーズロックのサンライズビューイングスポットへと到着しました。
この頃には、サンライズにかなり近づいていたので、辺りはほんのりと明るくなっていました。
そして再び、エアーズロックが美しく見えるベストスポットを確保しました。
少しずつゆっくりと解き放った光を取り戻していく、エアーズロックの美しさをじっくりと味わいました。
ツンと張り詰めた暗闇から再び光の明るさを取り戻すと、エアーズロックの一枚岩が少しずつ赤い色を取り戻して行きます。
そして、それと同時に周囲の緑や木々も光の明るさを反射しながら、生き生きとした生命の色で明るく周囲を照らし始めました。
そしていよいよ、ずっと隠れていた太陽が昇るサンライズの瞬間がやって来ました。
エアーズロックは一気にその赤色を取り戻して、再びその存在感を周囲に誇らしげにアピールし始めました。
それと同時に、周囲の木々が今度は黄色やオレンジ色の息吹を解き放ち、大自然のハーモニーを美しく奏で始めました。
エアーズロックの登山口
さて、エアーズロックのサンライズを思う存分楽しんだ後は、エアーズロックの登山口へとバスにて移動しました。
ですが、残念ながら、この日は強風と高い気温のため、残念ながら登山の許可が下りずに断念せざる終えませんでした。
このように、入り口には「強風につき登山禁止・入口封鎖」という看板が、目立つ位置に立てられていました。
入り口は防犯カメラにて撮影されているので、禁止を破って登山した場合は法的なペナルティーを受けるコトになります。
当時はエアーズロックへの登山が許可されていたので、気象条件が合えばこのバスツアーに参加することで登山をするコトが可能でした。
ですが、2019年10月26日以降は、気象条件に関わらず全ての登山が全面禁止となりました。
理由は、アボリジニーの聖地でもあるエアーズロックへの愛好心のためなのですが、訪れてみてその神聖さを肌で感じ取るコトができ、登山禁止の理由を深く感じ取れました。
ウルル・ウォーキング・トラックス
さて、登れなかった登山口を後にして、バスツアーの自由時間を楽しむために「ウルル・ウォーキング・トラックス」を歩きます。
道中のこちらの地図には、それぞれのバス乗り場やルート毎の所要時間が書いてあるので、計画を練って散策をじっくりと楽しむコトができます。
「ウルル・ウォーキング・トラックス」は、基本的に歩道がしっかりと分かるように、ロープにて境目を記してあります。
ですので、滅多なコトがない限りは道に迷うこともなく、自由に散策をじっくりと楽しむコトができるので安心です。
歩き進めていくと、少しずつ赤い岩肌に近づいていくので、その表面や地層をより近くで感じ取るコトができます。
この辺りは、宮崎駿さんが監督のアニメ「風の谷のナウシカ」のモデルになったと噂されている場所でもあります。
本人は否定しているとのことですが、その噂が出てしまう理由がわかるほどに、岩山が醸し出す独特の空気感はまさにナウシカそのものでした。
雨が作り出す水流が少しずつ岩山を削っていくので、周囲には不思議な山肌の洞窟が沢山存在していました。
それぞれの洞窟には看板が掲げられて下り、それぞれの箇所についての詳しい解説や学術的な論述がなされていました。
巨大な一枚岩の岩山を、このようにツルリとした表面になるように砕き削って行くには、ものすごい長い期間に雨粒が降り注ぐ必要があります。
表面だけでなく内側をえぐるようにくりぬいて削っている様から、自然のパワーの絶大さを感じずにはいられませんでした。
時に繊細で、時にダイナミックな岩肌は、長い時を得てその形を自然と共に変化させて来ました。
ですので、その厳かな雰囲気や表情からは、とても特別で絶大なエネルギーとパワーをしきりに感じていました。
一部の洞窟には、アボリジニーの先住民の方の暮らしぶりが感じられる解説が書かれた看板がありました。
どうやらこちらの洞窟は、キッチンとして活用されていたそうで、草や花々などの食べ物を調理加工していた場所だそうです。
パッと見ただけでは、ただの岩山がくりぬかれただけの洞窟にしか思えないかもしれません。
ですが、このように看板にて解説が施されていると、これらの洞窟がアボリジニーの先住民の方の暮らしに必要不可欠な場所だというコトへの理解が深まります。
またコチラの洞窟には、老人たちが火を起こして居た形跡として、上部がススで黒ずんでいる箇所があるという解説がなされていました。
先人はこの洞窟にて火を起こすコトで、武器や道具を作ったり、カンガルー肉を調理していたそうです。
しばらく歩き続けていくと、空気感が一気に開けて気がガラッと変わった場所にたどり着きました。
このエリアは、実は岩山から流れ出る滝だそうで、岩山の中央にある黒ずみが水が流れ出ている跡だそうです。
この滝は降水量が多い時には、今でも上部からしっかりと水が流れ落ちてくるそうです。
ですので、滝の周辺には木々が生い茂っていたため、周囲の空気感や気がガラッと変化したのを感じ取ったようです。
そして、滝の下部には、流れ落ちた水が貯まって、小さな池のようになっていました。
この日は快晴が続いて居たので水が少なかったですが、多い時は地面いっぱいに水が溢れている時もあるそうです。
この小さな池(Kapi)は、滝と一緒にとても神聖な場所として崇められていました。
「Kapi is life」と記してある通り、この小さな滝と池からこの周囲の木々の大自然が生まれたと言っても過言ではないでしょう。
なぜなら、エアーズロックの周辺は、どこまでいってもずっと砂漠地帯が続いているからです。
このように神聖でパワーのある数多くの洞窟をじっくりと眺めながら、「ウルル・ウォーキング・トラックス」をゆったりと散策しました。
散策を終えたら、最寄りのバスストップにて、エアーズロックリゾート行きのバスに乗り込みホテルへと戻りました。
カタジュタのサンセット
3つめのバスツアーは、カタジュタ(風の谷)のサンセットのバスツアーです。
季節によって時間が変わるそうですが、この日は15時35分にホテル前を出発して戻りは20時と長丁場のツアーとなっていました。
さっそくバスがホテルを出発して、少しずつエアーズロックへと近づいて行きます。
3つめのバスツアーなので、少しずつ景色に見慣れて来たとは言え、やはりエアーズロックに近づくとそのエネルギーに圧倒されます。
エアーズロックの登山口に到着するも、この日は早朝から強風と高い気温のため入り口は封鎖されていて、登山は全面禁止となっていました。
残念ですが、気を取り直して次の目的地へとバスで移動して行きます。
バスが進んでいくにつれて、遠くの方に「カタジュタ(風の谷)」が少しずつ近づいて来ました。
こちらもやはり、宮崎駿さんのアニメ「風の谷のナウシカ」のモデルと噂されている場所なので、どうしてもそのイメージを連想してしまいます。
カタジュタ(風の谷)のサンセットのバスツアーは、非常に時間が長く設定されているので、途中にトイレ休憩を何度か設けてありました。
トイレの近くには、毒ヘビに噛まれた際の血清を打つ注射器が設置されていたので、少しオーストラリアの砂漠に対する恐怖心が芽生えてしまいました(笑)
Walpa Gorge Walk
さて、カタジュタ(風の谷)のサンセットのバスツアーは、2つ目の目的地である「Walpa Gorge Walk」へとやって来ました。
この「Walpa Gorge Walk」では、周辺を1時間ほど自由に散策するコトができました。
バスツアーに乗っている多くの方が、自由時間に一斉に向かい始めたのがこちらの「風の谷」です。
こちらは、一方通行となっており、谷に向かってひたすら歩き続けて引き返すだけのシンプルなウォーキングコースです。
とても神聖なエリアとなっていますので、要所要所に「立ち入り禁止」の立て看板がありました。
基本的には、歩道が轍となっているので、その歩道をひたすらに歩き進めていくウォーキングコースです。
ずっと奥の方には「風の谷」があり、そこへと続く歩道が永遠と続いていました。
この辺りはまだ序の口だったので、周囲には木々が生い茂っており、緑のエネルギーを感じ取るコトができました。
さらに奥の方へと歩みを進めていくと、少しずつ岩肌がゴツゴツし始めて来ました。
また、先ほどまで生い茂って居た木々が極端に少なくなって来て、「風の谷」がより近く大きく感じ取るコトができました。
歩道の途中には、このように橋が架けられている箇所がありました。
その理由は、この場所には雨が多い時には、水が大量に川となって流れる場所だからだそうです。
その証拠に、この辺りのエリアには、至る所に苔のような植物が生息していました。
水が極端に少ないエリアなのですが、雨が降って大量に水が流れて貯まる箇所には、植物が大量に繁殖していました。
さて、次第に緑も少なくなって来た頃、「風の谷」がかなり大きく近づいて来ているのが、肌と視覚の両方で感じ取るコトができました。
ですが、まだまだ先へと続いていく歩道を、さらにさらに歩みを進めて行きました。
そのまま歩みを進めていくと、小さな森のように木々が生い茂っているスポットが、少し遠くに出現しました。
さらに歩いて行くと分かったのですが、この緑が生い茂った辺りが「風の谷」の歩道の終着点でした。
「風の谷」から吹きすさぶ風がこのエリアの気温を下げるコトで、水分や水蒸気を多く発生させているために、このエリアに木々が生い茂っているそうです。
エアーズロックに引き続き、こちらの「風の谷」においても、自然や生命の力の壮大さを大自然を通して強く実感するコトができました。
さて、ここからは来た道を延々と引き返して、ゆったりと再び歩みを進めて行きます。
さっきまで背に受けて居た太陽に向かって、今度は登って来た坂道をゆったりと降りて行きます。
行きとは全く異なる風景や景色に驚きながら、太陽を照り返している大地を足で蹴って、一歩ずつ歩みを進めて行きました。
行きは「風の谷」を見つめ続けて、ひたすらに歩き続けるコースでした。
ですが、帰りはゴツゴツとした岩山の山肌と対照的な、美しい青空を眺めながら、ゆったりとした気持ちで歩き続けるコトができました。
バスへと到着してすぐに、このバスツアーの3つ目の目的地である「Kata Tjuta Dune Walk」へとバスが動き始めました。
Kata Tjuta Dune Walk
このバスツアーの最終目的地である「Kata Tjuta Dune Walk」に到着しました。
こちらは、カタジュタのサンセットを見る最高のビューイングスポットとなっています。
サンセットの時間帯は、やはり観光の方が多く集まってくるので、早めにベストスポットを確保する必要があります。
バスを降りてからすぐに、ビューイングスポットへと続く赤い歩道をひたすら歩いて駆け上って行きました。
この時間帯は、すでにサンセットが近づいて来ているので、徐々に木々や風景から夕方の雰囲気を感じ取るコトができました。
ビューイングスポットへと到着したら、すかさずにサンセットを見るためのベストスポットを確保しました。
確保した場所の前には、その周囲に生息している大きな木々についての解説がなされた看板が立ててありました。
砂漠を生き抜く植物として、種の保存に関する知恵と方法についても、詳しく解説してありとても勉強になりました。
また、その他にも、その周辺エリアに生息する昆虫や動物に関する解説がなされた看板も立てられて居ました。
文章やイラストには、サソリや毒ヘビなども書かれており、やはりこの周辺は大自然の砂漠だというコトを強く再認識しました。
エアーズロックの方角
さて、そのような大自然の砂漠のど真ん中にて、いよいよサンセットの時間がやってきました。
実は、「Kata Tjuta Dune Walk」からはカタジュタだけではなく遠目にエアーズロックを鑑賞するコトもできます。
太陽はカタジュタの方に沈んで行き、カタジュタとは反対側のエアーズロックへと光を照らすという、幻想的な雰囲気を同時に味わうコトができます。
少しずつ太陽が沈むにつれて、夕焼けのオレンジ色が強まって行き、エアーズロックとその周辺をさらに赤く輝かせて居ました。
また、その色とは対照的に、青空が夜に向かって神秘的なブルーをより深めて行きました。
そしていよいよ、サンセットの瞬間を迎えたエアーズロックと対面です。
背面にあるカタジュタに太陽が沈んだと思ったら、反対側のエアーズロックには月が浮かんでいて、とても幻想的で美しい雰囲気でした。
カタジュタの方角
さて、これまでご紹介したエアーズロックのサンセットの反対側では、カタジュタのサンセットが繰り広げられていました。
日が沈むにつれて、少しずつ暗くなり始めている、カタジュタの岩山と大自然がとても美しかったです。
少しずつ太陽が沈むにつれて、日差しが空前の灯火のように強くカタジュタの周辺を照らし始めました。
これから夜に向かって、少しずつ青さを深く変えていく空のブルーと対照的な岩山と木々のコントラストがとても美しかったです。
そしていよいよ、サンセットの瞬間を迎えたカタジュタと対面です。
こちらのカタジュタ側にあった太陽が沈んだと思ったら、反対側のエアーズロックには月が浮かんでいて、とても幻想的で美しい雰囲気でした。
カタジュタのサンライズ
さて、4つめのバスツアーは、カタジュタ(風の谷)のサンライズのバスツアーです。
季節によって時間が変わるそうですが、この日は早朝5時にホテル前を出発して戻りは9時と、こちらも長丁場のツアーとなっていました。
小一時間ほどバスに揺られて到着したのは、サンライズのツアーでも訪れた「Kata Tjuta Dune Walk」でした。
到着時には、すでに少し太陽の灯りが薄っすらと夜空を照らして居たので、人影を幻想的に映し出して美しい景色を奏でていました。
こちらもサンライズのツアーと同じく、カタジュタの方角と遠目にエアーズロックの方角の2種類のサンライズを楽しむコトができます。
エアーズロックの方角
さて、まずはこちらの、エアーズロックの方角のサンライズです。
真っ暗闇から次第に太陽の灯りが地上とエアーズロックを照らし始めるコトで、非常に幻想的で宇宙さえ感じてしまう幻想的なパノラマがそこにはありました。
そして、時間が経つにつれて、少しずつ夜空のダークパープルの色味が薄れ始めて来ました。
まるで、地中から太陽のオレンジ色のエネルギーが、大地とエアーズロックめがけて噴き上げて来ているような、とても美しく印象的な色の移り変わりでした。
さて、いよいよ夜空の深みが溶け始めて、薄いブルーの空が少しずつその姿を現し始めて来ました。
とはいえ、まだまだ大地とエアーズロックは、深く濃く影を落としているので、朝と夜のちょうど狭間の時間帯のエネルギーを強く感じました。
空にかかって居た、パープルの深みが完全に溶けてしまった頃に、空には薄っすらと透き通った雲が垣間見えるようになって来ました。
そして、エアーズロックの背後から、少しずつ太陽のパワーとオレンジ色のカラーが、昇り始めて来ているのを感じ取るコトができました。
そして、いよいよ地表から、太陽がオレンジ色のエネルギーと一緒に昇り始めて来ました。
すると突如に、青空とオレンジ色の空のコントラストもうが美しさを強調して、サンライズという独特の空気感と雰囲気を奏で始めました。
そして、地表だけではとどまるコトがない太陽は、エアーズロックの背後へとそのエネルギーとオレンジ色の光を昇り進めて来ました。
まさに、エアーズロックの頂上から、太陽が今にも顔を出しそうな瞬間です。
そして、いよいよ、エアーズロックの頂上から、太陽が少しだけ顔を出し始めました。
そのオレンジ色の光はとても強く、見る者とその景色に光と暖かさを力強く放射し始めました。
そしてついに、太陽がその姿を全て、エアーズロックの上空へと現してくれました。
神々しく輝くサンライズの美しい光臨が、エアーズロックとその周辺の大地に絶え間なく降り注いでいました。
個人的には、この4つのバスツアーの中で、このサンライズが最も美しくて印象的だったので、記事を書いている今でも感動が蘇って来ました。
カタジュタの方角
さて、この美しいエアーズロックの反対側では、カタジュタのサンライズが美しい風景を織りなしていました。
サンライズは、エアーズロックの方角から差し込む光をカタジュタが映し出すので、日の出前にも関わらず、カタジュタはすでに明るめでした。
太陽が少しずつ登っていくにつれて、カタジュタの上空の空は薄いピンク色に変化して行きました。
また、木々が少しずつ彩り始めて行き、緑・黄・オレンジと色とりどりの美しさで、その存在感を誇らしげに奏でていました。
そして、完全に太陽が昇りきると、カタジュタの上空にも美しいブルーの空が広がりました。
また、カタジュタが岩山の赤色を再び取り戻したので、周囲の木々も一瞬にして、その赤色を反射してオレンジ色がかかったような独特な雰囲気に変わりました。
そして、「Kata Tjuta Dune Walk」でのサンライズを見終わってすぐに、バスツアーは「風の谷」へと移動しました。
風の谷のサンライズ
なぜなら「風の谷」のサンライズは、「Kata Tjuta Dune Walk」よりも遅い時間帯に観ることができるからです。
背の高い岩山のくぼみの部分から、少しずつ太陽が昇ってくるその姿は、周囲の風景も相まってとても神秘的です。
そして、少しずつ太陽が山肌から顔を出し始めると、今まで真っ暗だった岩山や木々が、薄っすらとその風景を描写し始めました。
静けさに包まれていた「風の谷」が、朝の音や風景を取り戻す瞬間に、まさに立ち会うことができました。
そして、完全に太陽が昇りきると、風の谷の上空には美しいホワイトの空が広がりました。
また、風の谷の上空から降り注ぐ日光が、周辺の岩山や木々をしっかりと照らし始めたので、一気に日中の明るさを取り戻しました。
さて、これにて4つ目のバスツアーも終了となり、バスにて「エアーズロックリゾート」へと揺られながら戻りました。
4つのバスツアーを体験した感想
どのツアーも比較できないほど感動しました
日帰り半日ツアーなので参加しやすい
子供連れの家族旅行やハネムーンにもピッタリ
学生旅行や女性のひとり旅にもオススメ
4つ全てコンプリートするには、2泊3日〜5泊6日が必要です
エアーズロックリゾート周辺ホテルの比較
エアーズロック周辺のホテルや宿泊施設は全て1箇所に集まっており、それらを総称して「エアーズロックリゾート」と呼ばれています。
エアーズロックへ訪れた際には、これらのホテルや宿泊施設が最もアクセスが良く便利なロケーションとなっています。
エアーズロックリゾートにある周辺のホテルや宿泊施設は、以下の8つに分かれています。
- デザート・ガーデンズ・ホテル
- セイルズ・イン・ザ・デザート
- エミュー・ウォーク・アパートメント
- ザ・ロスト・キャメル・ホテル
- アウトバック・パイオニア・ホテル
- アウトバック・パイオニア・ロッジ
- エアーズロック・キャンプグラウンド
- ロンギチュード131°
以下のブログ記事にに、それぞれの特徴と料金や最低宿泊数について、公式サイトの情報を元に詳しくまとめてみましたので参考にしてみてください。
デザート・ガーデンズ・ホテルについて
これらのホテルの中から厳選して選んだのは、「デザート・ガーデンズ・ホテル」です。
ネットやホテル予約サイトにて日本語で調べても、あまり有益な情報を得るコトができませんでした。
ですが、英語でチェックすると「デザート・ガーデンズ・ホテル」が最も評価が高かったので選びました。
以下の記事に、実際に私が滞在した際の宿泊記について、写真と文章にて詳しくまとめてあるので、是非とも参考にしてみてください。
また、以下にこのホテルの素敵なポイントについて、完結にまとめてみたので参考にしてみてください。
バルコニーからエアーズロックが見えるお部屋で有名
「デザートガーデンズホテル」の特徴の1つとして有名なのが、バルコニーからエアーズロックが一望できる「ロックビュー」のお部屋があるコトです。
ホテルやお部屋にてリラックスしている時も、エアーズロックの美しい景色を眺めるコトができるので、「一生に一度は宿泊してみたいホテル」としてとても人気です。
このように、お部屋のバルコニーから一望できる風景は、このホテルでしか体験できない貴重な経験でした。
朝食ビュッフェが口コミで評価が高い
予約する際に英語にて口コミを調べたところ、「デザートガーデンズホテル」は朝食ビュッフェがとても美味しいと評判でした。
実際に宿泊して食べてみたところ、味はもちろんビュッフェの種類もとても豊富で大満足でした。
以下に、このホテルの朝食ビュッフェのメニューについて、簡単にまとめてみたので参考にしてください。
- 牛乳・ジュース・ホットドリンク
- コールドミール・ホットミール・おかゆ
- パン・ペイストリー・パンケーキ
- シリアル・ヨーグルト・フルーツ
プールがあるので子連れ旅行に評判です
「デザートガーデンズホテル」には、とても快適なプールが用意されていました。
サンライズとサンセット以外の時間帯は、日差しが強く気温も高いため、基本的にはホテルにて過ごす時間となります。
その時間帯を有意義に過ごすためには、こちらのプールで泳いだり涼んだりするのが最も快適に過ごす方法となります。
ですので、特に子連れ旅行の場合には、プールが完備されているこちらのホテルが最もオススメです。
お風呂やアメニティも充実でWiFi完備
「デザートガーデンズホテル」は、全室WiFiが完備となっているので、滞在中のインターネットを快適に楽しむコトができます。
また、「デラックスルーム」であれば、お風呂にバスタブが完備されているので、ゆったりと湯船に浸かってリラックスするコトが可能です。
アメニティも非常に充実しているので、快適なホテルライフをゆっくりとリラックスして楽しむコトができます。
空港からの無料送迎シャトルバスや日本人スタッフによる日本語サポート
「デザートガーデンズホテル」では、空港からの無料送迎シャトルバスがあります。
10分ほどの乗車で到着するので、行きも帰りも空港移動の心配は必要ありません。
また、日本人スタッフの方による日本語のサポートを受けるコトもできるので、チェックイン時や滞在中もとても安心です。
宿泊予約について
どこで予約するとお得?
ホテルを予約する際に「どこで予約をするとお得か?」気になる方も多いのではないでしょうか?
実は、こちらのホテルを予約する場合には、以下の2つの方法があります。
- エアーズロック公式サイト
- ホテル予約サイト
ホテル予約サイトがオススメ(ポイントによるキャッシュバック有り)
この2つの予約方法の中で私がオススメするのは、「ホテル予約サイト」を利用した方法です。
「ホテル予約サイト」とは、国内や海外のホテル予約を簡単に行うコトができる、非常に便利なサイトのコトです。
以下は「ホテル予約サイト」を活用した場合の3つの利点です。
- 使い慣れたサイトにて予約が可能
- ポイントによるキャッシュバックが得られる
- 日本語にて予約できるので安心
各種予約サイトを比較して最もお得なモノを選びましょう
「ホテル予約サイト」には、様々な種類がある上に、それぞれ価格やサービスも異なっています。
ですので、使い慣れたサイトや最もお得なサイトを、以下のリストから選んで予約するコトをオススメします。
飛行機パック旅行やツアー旅行もオススメ
また、ホテルの予約だけでなく、航空券も合わせて購入を検討している場合は「飛行機パック旅行」や「ツアー旅行」もオススメです。
ホテルと飛行機がパックになっており、1つの予約で全てが完結するので、海外旅行が初めての方でも安心です。
まとめ
いかがでしたか?
エアーズロック周辺のホテルの中で、私が実際に滞在してオススメな「デザートガーデンズホテル」は、とても豪華で満足度が高いホテルです。
観光名所へのアクセスも抜群なので、エアーズロックを観光をする方にとっては非常に便利なロケーションにあるホテルです。
私は、このオーストラリア旅行にて飛行機代を無料にするコトに成功したので、浮いた飛行機代をこちらのホテル滞在に当てるコトができました。
以下の記事で、マイルにて飛行機代を無料にする方法について解説していますので、是非とも参考にしてみてください。